北海道保存車輌制覇の旅~5日目その1~


5日目、いよいよ最終日です
最終日にしてようやく朝からすっきり晴れる天気となりました
昨日高速道路をド緊張で走ったせいで、肩回りが筋肉痛でバキバキになっていますが、誰も運転を変わってくれる人はいませんから自力で頑張るしかありません(笑)
本日一発目の撮影は

 


ホテルから徒歩15分ほどのところにある、十勝鉄道の機関車&客車

 

大変に小さい、可愛らしい車輌たちです

 

正面

 

斜め前から

 

説明板
急ぎ宿に戻り、身支度を整え、今度は車で出発です
時刻はまだまだ朝早いですが、車を飛ばして向かう先はこちら

 


大樹町の役場裏にある、柏林公園です
昨日とは打って変わって見通しの効く朝の高速道路、空いている中を大変に気持ちよく飛ばしていき、8時に役場へ到着しました
ところが

 


この地図の真ん中の一通路が工事中で歩行者も通れなかったためにSLまでたどり着くことが出来ず、撮影を断念
すごすごと引き返して

 


次の目的地、旧広尾線の忠類駅跡に向かいます
今さっき来た道を戻り、10分で着きました

 

忠類駅跡
交通公園になっています

 

説明板

 

ホーム側に回ってみました

 

側線には貨車が展示されています
ホームはちょっと危なそう

 

駅名標

 

駅舎の中に保存してあった諸々
さあ、先へ参りましょう

 


「愛の国から幸福へ」で一躍有名となり、現在も観光名所、あるいは恋人の聖地としても大人気の、旧広尾線幸福駅へと向かいます
再び高速道路に乗って30分ほどで到着しました
時刻は8時半です
当初予定では下道を使うはずでしたが、出発地到着地共にICから非常に近いため高速道路を使ったこと、さらに柏林公園で撮影をすっ飛ばしたことが重なり、30分捲いての到着です
なお捲いたところで幸福駅の駐車場は9時にならないと開かないので、あんまり意味はないのですが……
ちなみに着いたら駐車場で2組ほどキャンプをやっていたのにはたまげました(笑)

 

駐車場が開くまでの間、車は側道に停車させてちょっと撮ることに
まずは道路からもよく見える位置にあるこちらのモニュメント
ケータイ画質なのはご勘弁を

 

説明板
「恋人の聖地」はプロポーズにふさわしい場所と書いてありますが、観光地化しているところでプロポーズしたいものなのでしょうか?
管理人にはよくわかりません(笑)

 

駅名標

 

向こうに見える「幸福駅」の建物は元々あった駅舎の建材を再利用したもの

 

中はこのとおり、家族やカップルで訪れた方々が所狭しとメッセージカードを貼り付けています
皆の幸せそうなメッセージに管理人も触発されて何か書きたくなりましたが、残念ながら「彼女と末長く仲良くできますように」とか書けるような身分でもなし、せいぜい家族の健康くらいしか願うことがないので見るだけにしておきます(笑)

 

朝早いので大抵の店は閉まっているのですが、1軒だけ何故か開いていたのでそこでお土産というか定番の品を購入

 

愛国から幸福への切符を模したキーホルダー
7.7.7のトリプルセブンなのは結構ありましたが

 

裏面まで末広がりの8が4つ連なっているのはなかなか珍しかったのでこれを購入しました
そんなことをしているうちにやりたいことはほとんど終わってしまいまして、残るは車輌の撮影だけ

 

ディーゼル車2輌、保線作業車のような車輌が1輌の計3輌が保存してあります
いずれも錆などはあるもののかなり綺麗
HPに飾る写真は

 

幸福駅の駅名標が写っているこれにしましょう
広尾線のページはこちらから
「幸福」へ行ったなら「愛の国」の方にも行かねばなりません
お次は

 


旧愛国駅跡地に整備されている、愛国交通記念館へ向かいます
下道を行くルートも考えましたが所要時間がそこまで変わらないので、またまた高速道路を利用
フツーは逆ですけど、なんせ無料ですから使わないと損です(笑)
9時半前に到着しました
ところが

 

タイガーロープで入れなくなっています
「着くのが早かったんかな?」
と思っていると、

 

管理人がついた直後にやってきたワゴンから、きっちりスーツを着た二人組が出てきて何やら作業を始めようとしました
トランクにタイガーロープとガムテープ、そして大量の紙

 

……
「あ、これは一時休館のお知らせだな」

 

そう、愛国駅を訪れた8月27日は北海道に緊急事態宣言が発出されてから2日後
宣言期間と宣言期間のちょうど間隙を縫って北海道へ行ったはずが、予想以上の感染者増加によって思いっきり宣言期間に引っかかってしまいました
これはどうにも仕方がないので、ロープの外から撮れるものを撮って撤収です

 

幸福駅にもあった「恋人の聖地」説明板

 

切符を模したモニュメント

 

駅前に鎮座しているボロボロの車掌車
これは国鉄が運営していた売店の跡だそうですが、公園内に保存されているであろう機関車と比べてあまりにも無残な有様となっています
さあ、次の目的地へ参りましょう


帯広市街を通り抜けて、士幌町の鉄道記念公園へ向かいます