北海道保存車輌制覇の旅~総括、そして……
帰りは飛行機の中でぐっすり、東京の家に着いてからはバタンキューしてしまった管理人です最終日のエアポート往復も含めてこれだけの市町村を巡っていたのですから、バタンキューも無理はありません(赤は1回通過、青、緑、黄色の順に通過回数が増加)
なにせ
石狩振興局8市町村のうち
札幌市(中央区(2)・白石区(2)・厚別区(2)・東区・豊平区)・北広島市(2)・恵庭市(2)・千歳市(3)
の4市(制覇率50.0%)
空知総合振興局24市町村のうち
岩見沢市・夕張市・美唄市・芦別市・歌志内市・砂川市・赤平市・滝川市・長沼町(2)・由仁町(2)・栗山町(2)・奈井江町
の8市4町(50.0%)
上川総合振興局23市町村のうち
富良野市・旭川市・士別市(2)・名寄市(4)・中富良野町・上富良野町・美瑛町・東神楽町・上川町・比布町・和寒町(2)・剣淵町(2)・幌加内町・下川町(3)・美深町・音威子府村
の4市11町1村(69.6%)
宗谷総合振興局10市町村のうち
稚内市・豊富町・幌延町・浜頓別町(2)・中頓別町(2)・枝幸町(2)・猿払村(2)
の1市5町1村(70.0%)
オホーツク総合振興局18市町村のうち
紋別市・北見市(2)・網走市(2)・雄武町(2)・興部町・滝上町・湧別町・遠軽町・佐呂間町・大空町・美幌町・津別町・小清水町(2)・清里町・斜里町・西興部村
の3市12町1村(88.9%)
根室振興局5市町のうち
根室市・別海町
の1市1町(40.0%)
釧路総合振興局8市町村のうち
釧路市(2)・釧路市(旧音別町飛び地)(2)・浜中町・厚岸町・標茶町・釧路町(2)・白糠町(2)
の1市5町(75.0%)
十勝総合振興局19市町村のうち
帯広市(2)・陸別町・足寄町・本別町(2)・浦幌町(2)・上士幌町・士幌町(2)・池田町・鹿追町・音更町・幕別町(3)・新得町・清水町(2)・大樹町・更別村(2)・中札内村(2)
の1市13町2村(84.2%)
日高振興局7町のうち
日高町(旧日高町地区)・平取町
の2町(28.5%)
胆振総合振興局11町村のうち
安平町・むかわ町
の2町(18.2%)
北方領土4島を含めて全185市町村中23市55町5村、率にして44.9%を制覇した計算になります
これは一回も通過していない留萌・後志・檜山・渡島の各振興局の市町村をも数に含めていますので、それらを除くと133市町村中83市町村、62.4%を通過しました
これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれでしょうが、個人的には
「あれこんなもんか」
というのが正直な感想
同じ市町村を2回3回と通過した故に、思ったより数が稼げなかったのかもしれません
レンタカーでの走行距離は2605.8㎞
1日目は297.1kmとそれほどでもない(?)ですが、2日目から616.8km、589.8km、579.7km、522.4kmという、こちらも初心者にあるまじき大移動を無事に完遂したことに、まず自分自身を褒めたいと思います(自画自賛)
ここからは反省
静止した車輌を撮るので、夜に差し掛かってもフラッシュ炊けば大丈夫だろう……
と思ったのが大失敗でした
撮影よりも知らない場所の夜の道を走ることの危険性をほとんど考慮に入れていなかったことが原因です
北海道における夜の道では「動物が闊歩していること」ことのみを考慮に入れ、
「高速道路にすら道路灯がついていないこと」
「そんな道でも平気で90km/h以上出す道民ドライバーの存在」
は全くの想定外でした
これは事前調査の不足を認めざるを得ません
さらにGoogleMapsで予想された所要時間が実際に所要する時間とかなり誤差が生じてしまっていたため、全般にわたって時間に追われながらの撮影であったことも反省材料の一つです
幸いにして人身事故を起こすことはありませんでしたが、この余裕のなさは致命傷となりかねませんから、次回からはタイムスケジュールにバッファを持たせないといけないでしょう
行程に無駄が多かったことも余裕のなさを生み出す原因となりました
2日目の名寄4回・下川3回の通過は明らかに過剰ですし、夕暮れと闘いながらオホーツク沿岸のバスターミナルを訪れたことも、今にして思えばもう少しうまい組み方があったと思います
例えば音威子府からそのまま宗谷本線沿いに北上し、豊富→稚内→宗谷岬→猿払→……と回れば稚内や宗谷岬には日暮れ前に十分到達可能だったでしょうし、夜の山道を鹿に怯えながら走ることもなかったはずです
ただこれは中頓別や鬼志別、歌登の撮影地が海岸線からかなり入ったところに点在するため、
「どうにかして同じ道の往復をせず、一筆書きのルートで無駄を減らしたい」
という意識の表れだったこともあり、結果論に過ぎないという考えも一方であることは確かです
初めての自動車旅行だった今回の取材旅行、第一弾のときと同じように、よかった点まずかった点を諸々一気に洗い出せたことを収穫として、結びにしたいと思います
では今回の旅でいただいたものから少々ピックアップしておしまいにしましょう
名寄市北国博物館の入場券半券
この他にキマロキ編成の説明パンフレットもいただきました
宗谷岬SSでいただいた給油証明書
滝上町郷土館の入場券半券
遠軽町郷土館の入場券半券
裏面はスタンプが押せたようなのですが忘れました
札幌市営地下鉄ドニチカきっぷ
羽田→新千歳のチケット
こちらは復路
思うんですけど羽田空港のことを「東京」、新千歳空港のことを「札幌」っていうの本当に不案内だと思うんですよ
羽田はまだしも、新千歳は札幌に丘珠空港があるのにも関わらず「札幌」ですからね
確かに丘珠空港は北海道内空路専用にはなっていますが、それにしたってなあ
ではまた