2019年お盆の関西大回り~0日目
初っ端から意味の分からない題名です(笑)
実は今私が住んでいるところから8月10日朝に出発すると、どう頑張っても東京5時20分発の始発に間に合わないのです
そこで東京駅近くに潜伏し、5時近くになったら東京駅に移動して……という作戦を考えたわけです
潜伏先は「カラオケの鉄人 銀座店」
なぜカラオケの鉄人かというとその理由は単純で、「カラオケの鉄人アプリを入れ、定額使い放題サービスに登録すると、ワンドリンク代だけで何時間でも利用可能」というサービスがあり、私はそれを使っているからです
サークル活動の自主練習場所としてカラオケの鉄人は頻繁に利用しているのですが、今回は夜通し歌って、時々路線データ集めて、明日の作戦練って……という前線基地として利用しました
8月9日23時過ぎ、地下鉄で銀座駅に到着
銀座駅には「地下鉄の父」と呼ばれる、東京地下鉄道社長早川徳次の胸像があります
それを見てから、いよいよ前線基地へ
入るやいなややかましいのなんの。
飲み会の2次会でカラオケを利用しようとしていたらしい、若い社会人男女グループが大きな声を出していたのです
楽しそうで何より。店員さんは注文何度も聞き返していてちとかわいそうでしたが。
酔っぱらいの相手は本当に難しいものです(経験談)
通されたのはなんと前述の男女グループの隣の部屋
えらいことになりました(笑)
隣でMONGOL800「小さな恋のうた」を元気よくデュエットして歌ったり、音程が定まらない米津玄師「パプリカ」「Lemon」を歌ったり、何がおかしいのか笑いながら高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」を歌ったりするものだからたまりません
……まあ私もテンポずれまくりのゆず「夏色」を歌ったり、高音が出ないFripside「future gazer」を歌ったり、音が揺れる石川さゆり「天城越え」を歌ったりしましたからどっこいどっこいです(笑)
……曲に統一性がありませんね……
お茶を飲みながら時刻表をペラペラとめくってハタと気がつきます
「品川4時35分発に乗れれば名古屋到着が1時間早まるし、ライナー券320円分浮くし、御殿場線撮れる(当初計画ではすっ飛ばす予定だった)し、その後の行動も順調に進みそうじゃね?」
急いで現在地から品川駅までの道のりを調べます
「6㎞弱……第一京浜まっすぐ行けばすぐに見つかる……よし歩こう」
ここでタクシーを使わないあたり、今回の旅行の赤貧ぶりが垣間見えます
実を言うと、この17時間前(8月9日午前8時)、私はサークル活動のために千代田線の綾瀬駅から葛飾区を南へ5㎞程歩いて縦断しておりまして、24時間もたたぬうちに(しかも寝てないので潜在的な疲労が蓄積している状態で)また歩くという
まさに「時間と体力だけはありあまる」です(笑)
善は急げ、とはいいつつもう少し綿密に計画を練ったのち、前線基地を出たのは8月10日午前2時45分
丑三つ時の強行軍です
途中流しのタクシーを横目に見つつ、夜でもなお暑い空気にじっとりと汗をかき、歩いて歩いて歩き続けて品川駅に着いたのは午前4時少し過ぎ
……正直都営浅草線泉岳寺駅の出入口が見えてからが長かったです(心理的に)
新橋駅、浜松町駅、田町駅まではスルスル「あ、もう着いた、よっしゃ次の駅いこ」だったんですよ
それが田町駅と泉岳寺駅の間で「まだ泉岳寺につかない……まだつかない」となり、
泉岳寺駅から品川駅の間は、「なんで地下鉄1駅間がこんなに遠いんだ……品川プリンス見えているのにつかない……旧操車場跡地が横に広がっているのに……跨線橋が見えるのに……」みたいな考えが延々とループしていました
そんな状態でも写真を何枚か撮っていたようです
田町駅通過直前?いや直後?に撮った「江戸開城 西郷南洲勝海舟会見之地」の碑。
こういうのは血が騒ぎますねえ。時代劇・時代小説に親しんできた身としては何か感慨深いものがありました
東京タワーにのぼったのはいつのことだろう……スカイツリーよりかはまだまだ東京のイメージ・シンボルの感があるような
これは確か札の辻交差点で撮ったような気がする写真です。
このあとすぐ「高輪大木戸」の跡地を通過し、疲れている中での胸躍るひとときでした
「ここにあの高輪大木戸が……!」みたいな(でも写真を撮るのを忘れている)
へとへとになりながら、まずは名古屋を目指します
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