年末年始の取材旅行~1日目その3
宇都宮駅を10:45に出て黒磯駅には11:37着
次の新白河駅行きには30分ほど時間があったので散策しようと思ったのですが、かつてはお召列車や特急が停まり、現在に至るまで運転系統の分けられている駅とは思えないほどあんまり駅前に店がない
冷たい雨も降っていたので散策はあきらめてキオスクでおにぎり1個買って電車を待ちます
しかし面白いものを見つけたので写真は撮っていました
しかしまあいっぱいあります
目につくのが「⇔」の上に書かれた「浦和通過」でしょうか
東北本線列車ですから上野駅発着はまあ当然として、池袋駅発着の列車もあったようですね(一番上の写真の、これまた一番上についているもの)
赤羽線乗入れでしょうか
他にも
おそらく駅員さんがつくったのでしょう、ペーパークラフトがあったり
ペットボトルキャップアートがあったりと、なかなか楽しい
ペーパークラフトはJR東日本が誇る豪華寝台列車2本(カシオペアとTRAIN SUITE 四季島)があります
カシオペアを引っ張る機関車がいいですね
キャップアートで電車の隣に描かれた牛は、おそらく明治期に黒磯(東那須野)周辺で酪農が盛んだったからという理由でしょうか
……と思いめぐらせて帰ってきて調べたら、黒磯駅のある那須塩原市は栃木一の乳牛飼育頭数を誇り、生乳は生産額ベースで第4位(北海道を除けば1位)だそうで、明治期どころか「今も」日本有数の「畜産のまち」でした
(参考:那須塩原市HP)
大変おみそれしました
私が中学・高校生のときはこのポスターに描かれた電車にお世話になったものです
JR東日本新潟地区(越後線・白新線・信越本線など)で活躍した後、現在はえちごトキめき鉄道 妙高はねうまラインで塗装を変えて走っています
また同型の車輛が大糸線などで活躍中です(色は銀地に青帯)
黒磯駅跨線橋から
なぜ向こうの跨線橋は真ん中が高くなっているのでしょう
蒸気機関車対策とは思えませんが、謎です
この「名所案内」という看板がいいですね、なんか旅情というか哀愁をそそるじゃあないですか
この看板撮影したのは黒磯駅と黒田原駅しかないんですが雨が降りしきる中、高久駅あたりからだんだん人家が少なくなってきて森の中へ入っていき、そこを電車が警笛を鳴らしながらかけていく、そんな中でこういう「旅人に向けられた」看板を見つけることで、「自分は今、住んでいるところを遠く離れて旅をしている」という実感がことさら湧いてくるような気がするのです
新白河駅手前、道路高架橋をくぐる少し前に車掌車らしき車輛を線路端の空き地に見たのですが、いきなりすぎて写真を撮れませんでした
新白河駅では「地獄」と噂の701系に初乗車
……つまりロングシートで、しかもそのシートがあまりクッション効いてないくせに東北地区に山ほどいるという鉄道ファンの怨嗟甚だしい車輛に初めて乗りました
幸運にも郡山駅まで30分強の短い付き合いでした
今回福島までの記事を書くつもりが郡山までになってしまいました(しかも列車の写真が1枚もない)
次回こそは福島へ……!