年末年始の取材旅行~3日目その4


五所川原駅には定刻どおり9:27着
さあ津軽鉄道を撮りましょう

 

五所川原駅と津軽鉄道の津軽五所川原駅は跨線橋でつながっており、改札を通らないでホームへ行って車内か降車駅で改札するらしいのですが、入場のみの場合は入場券が必要です
リゾートしらかみとストーブ列車の乗り継ぎ時間が結構タイトだったこともあり、交渉の結果「あとで入場券を買う」ことを許していただきました

 

津軽鉄道の顔ともいえる、名物のストーブ列車です
この直後に発車していきました

 

3輌目には「団体」の立て看板が
ツアー客でしょうか

 

約束通り、駅舎に戻って入場券を買います
まず青春18きっぷでJRの改札を抜け、隣に立っている津軽鉄道津軽五所川原駅に入ります

改札
この直接外に出られる改札と、駅舎の中に入れる改札が確か2つあったと記憶しているんですが、駅舎の中に入る改札の方は撮っていなかった模様です
ああもったいない

きっとこのかわいい看板と
この細工に気をとられていたからでしょう
この細工の左隣に写っている扉がもう一つの改札です

 

改札を抜けてババーンと目に飛び込んでくるのがこの看板
ストーブ列車以外にも四季折々の季節列車を運行しているようです

 

ホームまで行く跨線橋に設置されている丸太製のベンチ様のもの
なにか彫ってあるのかと寄ってみると……
おわかりでしょうか、「ガッタン ゴットン(改行して)ピーッ」と彫られています

わかりやすいようになぞってみました
実は最初私も「ピーッ」が彫られているとはわからなくて、編集の際にパソコンの大画面で見て初めて気がついたクチです

 

ホームに降りるとまず、ホームすぐ横の留置線に留置されている車輌に
こんな文字が入っていることに気づきます

そのさらに奥側の車庫には
これまたこんなHMをつけた車輌が
太宰治を推しますねぇ
そういえば太宰は五所川原(金木)の出身でしたね

 

駅名標と沿線案内の看板

 

その脇にはなんと津軽鉄道で使われていたレールが展示されています

 

廃車なんでしょうか、貨車の側面に貼り付けられた看板の数々

 

その先にも廃車然としたボロボロの客車がズラリ

 

さらにその先には雪かき車がいたのですが

なんと先ほど上で紹介したボロ客車と連結されています
このピカピカの車輌(キ101と書いてありますね)が廃車のはずはありませんから、実はこのボロ車はまだ現役だったりして……

 

キ101に背を向けながら上の客車3輌をもう一度撮影
現役ならばもう少し整備されているでしょうがしかし……(一番後ろの車輌はこう見ると状態がよさげに見える)

 

五能線側の側線に留置されている車輌もあります
貨車やタンク車もあります

車輌運行のための燃料用かと一瞬考えたのですが、この令和の時代において地方私鉄が列車で燃料を運搬するなんて考えにくいですから、廃車でしょう
でも廃車にしては色が綺麗ですね
黒色だからでしょうか

 

ご覧のとおり物凄い吹雪で、ひと通り撮影を終えた後ホーム上の待合室に入りました

 

その待合室の中で

 

さらに吹雪いてきたのでちょっと列車の運行が気になり始めます
そろそろ戻りましょうか

 

ごめんなさい乗車はしてないですが……

 

駅に帰っていろいろ撮りましょう

これも面白い運賃表です
十川駅まで180円はまあいいとして、津軽飯詰駅から毘沙門駅までの間に140円上昇のはね上がりにびっくり

 

駅舎に取り付けられている駅名標

 

なんかまたいますね
今度は社員証と思しきネームプレートを首からさげていますが、何もかいてありません

そこかしこに描かれていたこいつは「つてっちー」というイメージキャラクターだそうです

新潟交通電車線の月潟駅で活躍した時刻表がこんな感じの漢字書きの時刻表で写真で見たことがあったのですが、現役のものを生で見るのは初めてです

こちらは現在一般的な横書きの時刻表
ありがたいことに津軽五所川原駅着の時刻まで書いてあります

面白かったので、いつかもう一度来て今度は乗ってみたいと思いながら津軽五所川原駅をあとにします

 

さて、五能線の五所川原駅にもどると衝撃の掲示板が……
………………さあ、私は本日中に新潟へ辿り着けるでしょうか