2020年秋の近鉄全線制覇~2日目その3~
急行でたった1駅6分
「乗って座ってすぐ降りた」感じの管理人は、平端駅に11:34に到着しました
平端駅での撮影は
①天理線
②京都駅行き京橿特急汎用車
③橿原神宮前駅行き京橿特急ビスタカー
この3本立ての予定です
当初の予定では天理線以外、つまり特急の撮影はほぼぶっつけ本番でした
ところが時間を捲くことが出来たので、11:46通過予定の京都駅行き特急・11:55通過予定の橿原神宮前駅行きビスタカーを「予習」できるというおまけがくっついてきました
これは思わぬ僥倖です
しかし実際にこの2本を撮影したところの管理人の感想は
「速い」
「幕が切れる」
これには頭を抱えてしまいました
まず速さ
橿原神宮前駅から大和八木駅まで平坦かつほぼ一直線の橿原線
平端駅付近でも「平坦かつほぼ一直線」の線形であり、大和八木方はカーブしているとはいえかなり緩い曲線半径、橿原神宮前方に至っては佐保川の堤防を越えて下り勾配という状況
ここを西ノ京~大和八木ノンストップの特急がほぼ何の制限もうけずに気持ちよくかっ飛ばしていきます
次に幕切れ
11:46の特急はシャッタースピード1/320で撮ったらなぜかブチブチに切れ、おかしいと思って1/160にまで落として撮った11:55の特急も幕はなぜか切れました
1日目に撮影してきた形式と同じ形式を撮影したのに、シャッタースピード1/400でも切れなかった1日目と1/160でも切れる2日目
これはどうしたことでしょう
原因はわかりませんが、ともかく解決策を考えないといけません
通常このようなLED幕をしっかり撮るためにはシャッタースピードを遅くするのが一番の解決方法といわれています
特にひのとりとか伊勢志摩ライナーなどといったような特徴的な車輌が走ることのない(ようするに汎用車かビスタカーが走る)京橿特急においては行先表示が特に重要な意味を持つため、
「LED表示が切れてしまう」というのは死活問題
故にシャッタースピードはできるだけ遅く設定したい
しかし上に書いたとおり、ここは近鉄特急がガッツリ高速通過していくところ
一般的に速度の速いものを撮影する際には、ブレないようにシャッタースピードを速くするのがよいといわれています
被写体がブレてしまっては元も子もありませんし、幕切れどうこう以前の問題です
故にシャッタースピードは可能な限り速めに設定したい
……
これはとんでもないジレンマです
さあどうする、と悩んで撮った
平端駅12:14通過の京都駅行き特急Ace
ギリギリ手ぶれを誤魔化せる限界の1/100で仕留めました
まあまあいい方です
パンタグラフが架線柱と被っていますが、ブレたり幕切れしたりすることに比べたら(少なくとも私にとっては)些末な問題です
これは京都線のページに決まりでしょう
こちらからご覧ください
お次は天理線です
天理線は平端~天理を往復する列車と、大和西大寺駅から/への直通の列車がほぼ交互に来ます
今回は大和西大寺駅からの直通列車を狙います
平端駅12:19着12:27発の天理線列車
これはただの幕の車輌が分岐を通ってゆっくり入線していくので、LEDかつ高速通過の特急と比べれば格段に楽ちんです
一応天理線ホームからも撮影してみましたが、後ろが切れるのと日が差し込んできて影が出来るので上の方の写真を採用することにしました
というわけで天理線はこちらから
平端駅でのトリは12:21通過の橿原神宮前駅行きビスタカーです
まあ、うん……
これは1/100で撮って誤魔化せなかったパターンです(笑)
もう少し手前まで来てから撮影したかったのですが、パンタグラフのことを考慮に入れていませんでした
平端駅での撮影はこれにて終了
平端駅12:37発の急行で大和西大寺駅へ向かいます
ここで再び当初計画へ収斂
近鉄名物巨大平面ジャンクションで、挑むはあの列車の撮影リベンジ!
のはずだったのですが……
“2020年秋の近鉄全線制覇~2日目その3~” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。