年末年始の取材旅行~3日目その1


新年あけましておめでとうございます

 

……という相手もおらず、目が覚めたのは午前5時少し前
前日買ったそばを「年越してしまったそば」と称して朝ごはん代わりに食べ、チェックアウトを済ませます

1階に降りた私の目にまず最初に飛びこんできたのは
吹き溜まりになっている扉の下と、雪で閉まらなくなった扉
一晩でだいぶつもったなあと思いながらニコニコ通り(本当にそういう名前の通りなんです)を歩き、雪かきをしている(おそらく)青森市営バスの職員に感謝しつつ青森駅前公園前を通過し青森駅に到着
すでに若干吹雪いていました

初撮りは青森駅の北側を横断する青森ベイブリッジと青い森鉄道の車輛を青森駅跨線橋から撮ったものです
悪友はこれとほぼ同じ配置で日中時間帯に撮影していて「これはいいな」と思ったので、ならば自分は日が落ちている時間帯にしようという魂胆で撮った次第です
動機は素晴らしいですが青森ベイブリッジの上が切れている時点でダメですね(笑)

 

ちなみにホームに降りて、乗車する弘前駅行き列車と青森ベイブリッジを一緒に撮った写真がこれ
今度は青森ベイブリッジがしっかり写っているかわりに列車の後ろが切れています
救いようがないです
でも個人的に気に入っているからいいや(いいのか?)

 

駅員さんが夜の間にホームに積もった雪を一生懸命除雪していました
どのくらい積もったかというのを撮影したのですが 目測でざっと5、6㎝くらいでしょうか
海岸部でこの積もり方はなかなかのものです
いや、もしかすると青森では海岸部でもこれくらいは普通なのかもしれません(新潟の海岸部で一晩にこれほど降ったら「大雪」です。東京なら「豪雪」ですね)

 

始発列車の中は暖房が十分に効いて暖かかったです
しかしご覧の通りガラガラです
まあ年始のこんな時間に電車に乗っている方が珍しい

40分ほどで弘前駅にたどり着きました
息つく暇はなく、ここから弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅を目指して徒歩移動です
吹雪いてはいるのですが、足元は道路下に埋められたヒーターのおかげで雪に足をとられることもなく、スムーズに移動できるのはありがたい
牛丼の吉野家によく似たロゴマークを掲げる蕎麦屋の前を通り(後で調べたところそば処吉野家といってゼンショーHDが運営する蕎麦屋らしいです。つまりロゴマークは「よく似た」どころか「そのもの」でした)、中央弘前駅に到着したのは6:40ころ

 

一瞬「え、これ?!」って思いました
大書された駅名がなければ2階が工場とか倉庫になっている自営業業者風の建物です
端で見切れてて分かりにくいのですが両側とも普通の家が建っているんですね(ホームに入ってわかったことだが、実際は向かって右側は川が流れているため「両側」ではない。まあ川を隔てた先は住宅地なので間違った認識ではないのだが)
まさに「突然現れた」というのが偽りのない正直な感想です

この手前の道路は除雪されていたのですが、写真を撮るために立った場所(後で確認したところ側溝蓋の上だった)は全くの手つかずで、足首まで雪に埋まりました
運動靴を履いていたので雪が少し靴の中に入り冷たい冷たい
早く駅の中に入って温まりたいところです

 

サッシの扉を開けると……
この続きはまた明日(写真の枚数が多い)