年末年始の取材旅行~3日目その7
鷹ノ巣駅で時間をつぶし、秋田駅行きの列車に乗ったのは15:56
この時点で鷹ノ巣駅は雪も降っておらず、風もないでいたので「これはいけるかもしれない」と思ったのですが……
秋田駅到着は17:27
ホームの柱に書かれていた
こんな注意書きに思わず笑い、
地上に敷かれた線路幅の違う路線に目を向けつつ(手前が在来線の列車が走る軌間1067mmの線路、奥側が新幹線の列車が走る軌間1435mmの線路)
17:48発の男鹿線列車を撮影
これはただの記録です
実は男鹿線を走る新しい車輌もいたのですが、それは撮影をする前に回送として引き上げてしまったので撮れず
いいでしょう、どうせ既に男鹿線のページは写真を調達していますから
側面にはなまはげの顔が貼られており、行先プレートにも同様のデザインが
階段を上ってNew Daysでおにぎりを買ったのですが、いろいろと面白いものがありましたので撮影
まずは五能線ジオラマ
これはちゃんと中の鉄道模型が動くようです
ひときわ重厚で精巧なつくりながらなぜかデフ(機関車正面の左右に一対ある板)には現実的にありえないJRマークが刻印されている蒸気機関車の模型
1/5スケールモデルですからこれライブスチーム(本物と同じように水と石炭で動く蒸気機関車模型)なら後ろに人載せて引っ張れるんじゃないでしょうか
どうでもいいことですが、昔々のそのまた昔、「蒸気機関車の作り方」「電気機関車の作り方」という本が誠文堂新光社という出版社から発売されていました
復刻版が2003年に発売されたのですが私は買えず、東京に来てからは神田神保町の古本屋を覘いているのですがまだお目にかかったことはありません
新潟市立中央図書館の閉架書庫にあったのを借りて読んだことはありますがチンプンカンプンでした
チンプンカンプンでしたけど楽しかったです
「これを理解できれば蒸気機関車が、電気機関車が走らせられるのかあ」
影響されやすい年頃だったので(笑)
鉄道模型の横には実車の一部が鎮座ましましておりました
さらになまはげがおでましです
そうかと思えば光る「AKITAINU」が置いてあって、もう秋田駅はカオスです(笑)
秋田駅18:03発の酒田駅行きに乗りこみ、おにぎりを食べようとした時でした
私は最後尾の車輌に乗っていたのですが、羽後牛島駅に到着したとたん業務電話・業務無線がひっきりなしに飛び交います
耳を傾けているうちに不穏な単語が聴こえてきました
「抑止」
あかん、と思ったとたん、車内放送が始まります
「ご乗車の皆様にご案内いたします。この先羽後亀田までの区間におきまして強風がふいている影響で、この先通常より速度を落として運転いたします。このため(中略)羽後亀田には40分ほど遅れての到着(中略)終点酒田にも45分ほど遅れての到着が見込まれます……」
……
あああああああああああああああああああああああ!