2020年冬の東武・南東北一周の旅~1日目その2~


浅草駅6:39発の区間急行に乗り込み、4番線に入線していたりょうもう1号の先頭とくっつきそうな半径100mのきつい急カーブを堪能しながら隅田川と東京スカイツリーを拝み、やってきたのはたった2駅先の曳舟駅
時刻は6:44であります

 

 

グーっと下がっていく線路が亀戸線、いったん左に振れた後右側へカーブしながら登っていくのが浅草駅方面への線路、この登り線の下をくぐって地下へ向かうのが押上駅経由で東京メトロ半蔵門線へ乗り入れる線路です
さらに向こう側、都営5300形と思しき車輌が坂を上っていっている様子が写っていますが、あれがおそらく都営浅草線押上駅から京成線へ向かう線路であると思われます

 

 

さて、亀戸線を撮ろうと思いカメラを引っ張り出したのですが、だんだん朝のラッシュが始まりつつある時間帯とあってホーム上には人が増え始めました
さらに乗換を考慮したダイヤ設定のためか、
亀戸線列車が到着
→表示が切り替わって前照灯がつく前に浅草駅へ向かう列車が入線
被って撮れない!
という悪循環が発生

これは確か6:45発の亀戸線列車なんですが、表示は「亀戸」になっているものの前照灯がつく前に、既に浅草駅行き列車が入線してきていることがわかります

 

前照灯なしの写真も真剣に考えたのですが、6:52発の列車がたまたま亀戸駅行き表示&前照灯ありで撮れたので、まあ良しとしました

 

亀戸線はいろいろな色の列車が来るということで、正直に言えばこの「ノーマル色」とでもいうべきクリーム地に青帯の列車は「外れかな」ともおもっていたんですが、旅程の関係上タイムリミットは7:19であったこと、亀戸線は必要な写真の枚数が1枚であること、この後撮った亀戸線列車がやはり被ったこともあって、ここで打ち切り
亀戸線はこちらから

 

 

6:55発のけごん206号を見送り、タイムリミット3本前の7:09発準急で、次は西新井駅へ向かいます

 

 

 

西新井駅には7:20着
雨が降ってきました
ここで狙うは大師線
大師線は大師前駅に改札がなく西新井駅での中間改札で運賃清算するため、大師前駅まで往復する暇のない私は入線・発車していく大師線列車を伊勢崎線ホームから狙います

つくやいなや、7:22発の列車が出ていきました
慌てていたので後追いも酷いことになっています

 

しかし複々線の伊勢崎線+単線の大師線で計10線も線路が並ぶ光景はなかなかに圧巻です

 

18m車にむりやり5扉もねじ込んだ20050型電車
みるからにギチギチです
この車輌は日比谷線へのホームドア設置と20m車導入によっていなくなる運命だと思われますが、そんなに深い思い入れはありません
顔はそこそこ好みですけど

 

その日比谷線20m車
日比谷線に20m・4扉車が入るなんて……って感じです

 

 

さて、日比谷線からの新越谷駅行きが発車すると同時に見えてきたのは大師線列車
さっきと全く同じ車輌です

頭端ホームではないのですが、ずいぶんゆっくりと入線してきました
日比谷線車輌の離れ具合からもその様子が伝わると思います

 

大師線はその前身を西板線といい、東上本線(東上線)伊勢崎線系統を連結するために建設されたのですが、様々な事情から大師前駅までの盲腸線となってしまいました
この建設計画の失効により、伊勢崎線東上線を東武車が行き来する際には、双方とつながっている(羽生駅と寄居駅)秩父鉄道を利用しなければならない状況が現在まで続いています

 

 

東急田園都市線の新顔を拝み(設定ミスで真っ黒けですが)

7:32に再び大師前駅へと発っていった列車を見送って、次に目指すは春日部駅
宇都宮線を走る特急と、東武アーバンパークライン野田線を狙います