北海道保存車輌制覇の旅~1日目その3~


「道の駅 あびらD51ステーション」を9:35に出発した管理人
次に向かうは長沼町のながぬまコミュニティ公園です
GoogleMapsで当初下調べしたルートでは、古山駅手前で左折し、道道1008号線(番号4桁なんて初めて見ました)を通っていくはずでした

ところがナビはそんな番号の重い道を通って行くことはまかりならんと言わんばかりに、こんなルートを提示

 


所要時間は変わらないのですが、由仁町の北部まで縦断する方を選択してきました
こちらの方がクネクネしてないし実際走りやすくてすいすい進んでいったはいいのですが、途中通ったはずのヤリキレナイ川を捕捉できず、さらには曲がるはずの

この交差点を通り過ぎてしまう痛恨のミス
これで15分くらいロスしたので、結局目的地にたどり着いたのは10:15ころ
新千歳空港発車時点で30分の余裕時分があったのに、早くも全て使い潰してしまいました

 

てなわけでながぬまコミュニティ公園内に保存されている夕張鉄道25号機
以前訪れた人のブログ等見ると錆が浮いてみるも無残な状態だったのですが、いつの間にか綺麗になったようです

 

後ろ側から

 

運転室に誇らしく刻印された、夕張鉄道の社章です

 

上の写真は機関車正面に向かって右側に掲示されていた説明板、下の写真はちょっと忘れてしまったのですが、確かホーム側に掲示してあった説明板です
上の方の説明板は訂正されているのですが、下の方は何も訂正されていないのは手抜かりでしょう
それにしても「札幌鉄道」というのは何なのか意味不明です
しかも「ぼくの生まれたときの値段」が2500万円少しというのは、何かおかしい気がします
「当時の貨幣価値」にしては高すぎる(こちらのレファレンスによれば大正10年当時の1円の価値はもっとも安く見積もって現在の530円、すなわち当時の2500万円となると132.5億円。流石に機関車1台が130億円超えはないだろう)
ぜんたい適当な感じは否めません

 

さて、いまだ小雨のぱらつく中、次に向かうは栗山町の栗山公園

予想所要時間のとおり大体20分、10:50ころに到着しました
結構広めの駐車場があることは事前情報でつかんでいたものの、いざ来てみると車がいっぱい
どうにか第三駐車場の一番奥まったところに駐車し、お目当てを探します

 

ありました
こちら、栗山公園内に保存されている、夕張鉄道21号機です
さきほどの25号機と比べるとくたびれた印象を受けます

 

側面から
大分色落ちしてますね

 

背後から

 

機関車の背後にはこんなものもありました

 

社章
先ほどの21号機には色がついていましたが、こちらは色がありません
色落ちしたからなのか、21号機の方が間違っているのか、どっちなんでしょう

 

機関車正面にはこのような説明板が

 

しかし最早解読出来ぬほどになっています
そもそもどのレールがどのレールなのかが地べたに這いつくばらないとわからないのはどうなんでしょう

 

中にも入ってみましたが、外見からの想像どおり荒れていました

 

駅名標を模した看板の下にも羽根つきの転轍機が
先ほどのだるま転轍機と固めて保存しておけばいいのになあと思うのですが

 

機関車の斜め前にはこのような可愛らしい遊具?も設置してありますが、園内で遊ぶ子供は見向きもしてませんでした

 

どうせなのでSLと一緒に撮影

 

さて、時刻は11:00を周ったところです
撮影旅行はまだ始まったばかり
次に向かうは岩見沢市の万字線記念公園
旧万字線朝日駅です