北海道保存車輌制覇の旅~2日目その5~


仕方ないでしょう?道がないんです(いきなりどうした)

上興部鉄道資料館を出た管理人は再び国道239号を逆戻り
下川町で道道60号線に乗り換え、道道49号線を経由して向かうは「トロッコ王国美深」です
路線長わずか20㎞ほど、当時から沿線に人がおらず、「日本一の赤字路線」として有名になった美幸線の記念碑があるということで、それを撮影しに行きます
ルートとしてはオホーツク海側の雄武を通って行くことも考えましたが、とにかく時間を捲きたかったので山岳ルートを採用
結果早朝・お昼前・お昼過ぎと3回も下川町を通ることになってしまいました
南北へ行くルートがこれしかないので仕方ありません

 

途中見事なダムを見ました
後で調べたところ、こちらは2018年に完成したサンルダムという新しいダムだそうで、日本で開発された最新の方式(台形CSGダム)を採用しているそうです
そんなこんなで「トロッコ王国美深」には13時過ぎに到着

 

トロッコに乗る時間はないのですが、流石に一銭も落とさずに去るのは気が引けたので、隣の売店で売られていたカレーを注文

 

トイレに行ってカレーを待っている間ちょっと撮影です

 

体験に使われるトロッコ
私が待っている間にもちょっと家族連れなどがやってきていました

 

駅名標

 

トロッコ王国の車庫裏に鎮座している581系と保線モーター車(除雪車?)
581系はボロボロもボロボロです

 

カレーができました
大学生にとってちょっと量は少なめですが、疲れているのと朝からほぼ何も口にしていないのと、さらに屋外で食べたこともあって本当に美味しかった
外のテントが張ってあるところに雑然と椅子・机が並べてあるのですが、ガタガタだし虫は寄ってくるし環境的にいい方では決してない
それでも自然に囲まれたところで食べるカレーというのがあんなに美味しいのはなんでなんでしょうね

 

本命の「美幸線記念碑
たったこれだけですが、美幸線に関する資料としては貴重なものがある
美幸線のページを飾る写真はこれにしようかなと思いながら、次の目的地へ向かいます

 


美深駅は「美深交通ターミナル」として観光案内所・美深町観光協会が同居しており、さらに美幸線記念館があるとのこと
この記念館に、ひょっとしたら廃線時につけられたヘッドマークが保存されているのではないかと思い向かうわけです
体験トロッコの線路に沿い、美幸線の駅名にもなっているペンケニウプ川に沿って走る道道49号を走って、美深駅には13時40分頃到着です

 

というわけで美深駅2階、美幸線記念館です

 

記念館に入ってすぐ、本当にすぐにみつかりました
美幸線さよなら運転の際に掲げられたヘッドマークです
これだけ撮影して「はいさようなら」でもよかったのですが(後々書きますが、この後時間に追われることが既に確定しているため)、せっかくだからとちょっと見学&撮影

 

おそらく駅舎に掲げてあった駅銘板

 

行先板(サボ)

 

仁宇布駅にあったと思われる番線標

 

美幸線の歴史
美幸線の「幸」はオホーツク海側の北見枝幸を指し、ここで興浜北線と接続する予定でした
結果として美幸線もオホーツク海に沿って延伸する予定だった興浜南線も北見枝幸にたどり着くことなく、興浜北線も含めて全ての路線が廃止されてしまいました

 

美幸線時刻表
7時の次が14時近い列車という恐ろしいダイヤです

 

そのダイヤ
一編成が行ったり来たり、終点仁宇布にも6分だけ停車して折り返すという有様だったようです

 

切符の類
この他にもあったんですが、管理人がはっきりとわかるくらいに写り込んでしまっているので……

 

これはホーム上にあったのか、それとも駅舎内に掲示してあったのかわかりませんが、ともかくも各行先への案内板
宗谷本線経由は「幌延経由」と書いてありますが、天北線経由の方は「天北経由」となっています(天北線経由と書いてあるものもある)
浜頓別や中頓別、小頓別だとスペースが足りないし、「猿払経由」ではわからんということなのでしょうか

 

各種資料
日本一の赤字脱出記念!」と題して銀座と心斎橋のデパートでイベントを行うというのはなかなかのアイデアですが、しかしそんなことを誇ってもなあ……
しかもこのイベント、よく見ると「花嫁募集」とあります(笑)
誰か物好き(といったら失礼ですが)な女性はみつけられたのでしょうか

 

さあ、時刻は13:50頃
お次も再び宗谷本線の駅
要衝音威子府駅内にある「天北線資料室」で天北線に関する保存品を堪能する……予定でした

国道40号を北上し音威子府駅には14時半ころ到着

 

綺麗な駅です

 

なんか特急利用者だけに解放された駐車場
30台も用意されているのですが、指定されていない駐車場ももちろんあるので問題なし
というか30台も必要なのか……?
なんだか不思議な制度だなあと思いながら駅舎に入ると……

 

うん?
ウソだろ……
事前情報では全くつかめていなかった突然の「臨時休館のお知らせ」です
なんというか、世知辛い世の中ですが、我々としては従うほかありません

 

このような掲示に対して「じゃあこの施設・地域には二度と行きません」と吹き上がる人も中にはいますが、実際のところ感染が拡大している地域から来ている人からもし地元地域の人にうつってしまった場合、当座の休業はもちろんのこと、その後も長い期間にわたって「ああ、あの感染者出した……」という風に地元社会で噂されてしまい周りから敬遠される(完全なる風評被害ですが)危険性が容易に想像できるため(新潟ですらそういう噂は回ってくるようなところだった)、個人的な感想としては「まあしゃあないしゃあない」というところ
住んでいる人が少ないというのは、いい話も瞬時に広まりますが悪いうわさもまた瞬時に広まってしまうのです
しかもこの掲示によれば「威圧等を行う方が後を絶たない」という危害も加えているような状況ですので残念だが当然の措置でしょう
管理人にとっては幸か不幸か、この資料室の休業によって若干遅れを取り戻すことが出来ました

 

資料室の隣にあって閉店してしまったそば屋に掲げてあった一句を撮影し、車に戻ります
さあ、急ぎましょう
お次に向かうはうたのぼり健康回復村というところ

 


こちらに歌登町営軌道と称する簡易軌道の機関車があるということでいざ向かいます

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