北海道保存車輌制覇の旅~2日目その6~


残念ながら音威子府駅内の天北線資料室に入れなかった管理人が、お次に向かうはうたのぼり健康回復村というところ

こちらにはかつて存在した歌登町営軌道と称する簡易軌道の機関車があるということで、再びオホーツク海方面へ向かって走ります
この町営軌道、先に述べた美幸線の延伸ルートと被るために廃線となったのですが、肝心の美幸線は延伸されることなく廃線となったところに、なにやら言い知れぬ悲哀を感じます
国道275号線・道道12号線を通り、到着は15:20頃
道道に入ってから健康村に向かう道のりは、うたのぼりグリーンパークホテルというホテルに向かう道ということもあってかかなり走りやすい道路でした

 

そのホテルを中心としたこの辺一帯を「うたのぼり健康回復村」と呼ばれているようです

 

こちらがその機関車です

 

その横に書かれている町営軌道の歴史
「その将来を託」された美幸線がこの地に来ることはありませんでした

 

もう少し寄って後ろから撮ってみました

 

真後ろ

 

斜めから

 

正面
しかし本当に小さいですね

 

小ささがわかる(と管理人が思っている)アングル

 

足回り
この2軸だけです
ホイールベース(前輪と後輪の車軸間の長さ)が枕木3列分だけと大変短い
小回りがききます(つまり馬鹿みたいにキツい急カーブにも対応できる)

 

アップで内部を撮ってみました
バスとかトラックのようなつくりに似ていますが、クラッチ操作なのでしょうか
簡易軌道を走る車輌は自動車のエンジンを積みこんだ車輌が多かったと聞きますが、こいつもその一派か?

 

おまけです
機関車の近くにあった大きな岩と、プールのような穴

 

そして車に止まっていたバッタ(笑)
休憩中のようが、ここにいてはどこにつれていかれるかわかりませんよと逃がしました

 

時刻は15時半
まだまだ移動と撮影は続きます
お次に向かうはオホーツクミュージアムえさし
ここに興浜北線の資料がある「かもしれない」ということで向かいます

さあ、管理人は急がないといけません
オホーツクミュージアムえさしの開館時間は17時まで
さらにこの後続く施設の閉館時間も迫ってきており、あまりうかうかしていると撮り逃す恐れがあります
山道を慎重に飛ばし、ミュージアムには16時前に到着です

 

興浜北線の資料を探す……前にまたも知的好奇心を刺激されて、時間がないっての見学しちゃうんだもんなあ(笑)
(写真は全て省略)
でもオホーツク文化なんて学校では全然習いませんでしたよ、それがこのように博物館で実物と共に説明されるなんてもうこれに興奮せずにいられましょうか(笑)

 

(写真略)
剥製に動物の形をした土偶なんかもいて、本当に可愛らしかったです

 

本来のお目当てだった鉄道関係の資料は美幸線と興浜北線、そして歌登町営軌道について書かれた4枚ほどのパネルしかなかったんですけどね(笑)
興浜北線の資料はやはり普段は保管庫の中ということでした

 

管理人の他には家族連れ一組しかいないオホーツクミュージアムえさしをあとにし、次に向かうは中頓別バスターミナル
元天北線中頓別駅跡地に建てられたバスターミナルで、この中に資料館「天北線メモリアルパーク」があるとのこと

天北線メモリアルパークの閉館時間は書いてなかったのですが、中頓別バスターミナルが閉じると考えられるのが宗谷バスの特急天北号の発車時刻である19時
余裕はありますが、くどくも書くとおりこの後も時間に追われるため急がないといけません
だんだん暗くなりつつある中、管理人はオホーツク海沿岸を飛ばしていきます