2020年冬の東武・南東北一周の旅~準備編1~
みなさまお久しぶりです
例の忌々しきウイルスの影響で春休みの北海道旅行は中止し、夏休みに行く予定だった英国短期留学は潰れた管理人です
イギリスの保存鉄道撮りたかった!
湖水地方にも行きたかった!!
大英博物館の展示物観たかった!!!
ドーバー海峡も渡ってTGVも見たかった!!!!
ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
3月の末に北海道に行き、5月に部分廃止が予定されていた札沼線や、存続が風前の灯火となっている留萌本線・日高本線をカメラにおさめようと予定していたのですが、3月頭の段階でまず北海道が大変なことになってしまい、次いで東京・名古屋・大阪が陥落していき、旅行どころか外に出ることすら難しい情勢となってしまいました
管理人の通う大学も講義日程が大幅に変更され、当初オリンピック・パラリンピックのボランティア活動期間として割り当てられていた日取りが全て講義・試験に差し替え(このボランティア活動期間を合法的に逃れるための留学だった(笑))、そのため夏期休暇がぎゅっと縮んでしまう惨状です
というわけで3月からはもっぱら新規に駅名一覧表のページを作ることに専念していました
大体2日に1ページ新設という、このHP創設以来有数の進捗です
前置きはこのくらいにして
2月末に所属サークルが新潟で合宿を行うことが決まっていました
他のメンバーはバスを借り切って新潟入りするのですが、私は所用あって途中参加のために自力で行かねばならなくなりました
この前提の中、
「ただまっすぐ新潟にいくのはつまらない(またそんなことを……)何とかして取材旅行をくっつけられないか」
という発想から、今回の旅の計画がスタートしました
まだ関東圏が平穏であった、1月下旬の話しです
実は「東京から直線的に新潟に行く」というのも選択肢としては最後まで残っていました
というのも、2月の末というのはまだ青春18きっぷの発売前であること、また前後の日程の関係上週末パスや三連休パスが使えないこと、さらに熊谷では秩父鉄道、高崎では上毛電気鉄道と上信電鉄という「撮り残し」が依然として存在しており、ただ最短ルートでいくだけでもメリットが存在することなどが重なり、
「国境のトンネルを抜けると……」
を地でいくのもありかなと
しかし一方で前回の年末年始の取材旅行で撮りそびれた路線がずっと心残りでした
それが
由利高原鉄道
ご存知のとおり、当初予定では3泊4日の予定だった行程を縮めたばかりか、最後は強風の影響でどんどんすっ飛ばしていったため、東北日本海側の非JR線の中で唯一写真を撮り残してしまう状況をつくってしまったのです
できるだけ多くの路線を撮りつつ、新潟に向かうのはどうすればいいのか
ヒントとなったのが
年末年始の取材旅行を計画する際につくったこのフローチャートと、旅程を短縮する際に放棄した幻の4日目の行程でした
そう、1日目は福島から米沢・山形・新庄を経由して秋田に向かえば、2日目は幻の4日目の旅程をそのまま踏襲し、お昼には新潟につくことができます
1日目の旅程は
①年末年始と同じように東北筋を行き、途中水戸線をリベンジする
②常磐→水郡線or磐越東線を行き、つくばエクスプレスや流鉄を撮りつつ水郡線をもう一枚撮る
の2パターン考えましたが、当日中に秋田につくためにはどちらも新幹線で飛ばす区間が増えるのと、北海道遠征で予定していた行程と被るためちょっとなあ
そこで考えたウルトラC(というほどでもないですが)が
1日目……東武鉄道浅草駅から出発し、伊勢崎線・日光線・野岩鉄道・会津鉄道で会津若松へ抜ける
会津若松から磐越西線で郡山へ行き、東北新幹線と山形新幹線で板谷峠を越えて米沢へ
そのまま奥羽本線を乗り継いで秋田で泊
撮影路線は東武鉄道伊勢崎線・亀戸線・大師線・日光線・宇都宮線・鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道・米坂線・左沢線・山形鉄道
2日目……秋田から羽越本線を南下し新潟に到達
撮影路線は由利高原鉄道・陸羽西線
GO TO Travelキャンペーンも始まり、世間が旅行に対して少し寛容になってきたので今回ブログの再開と相成りました
さあ、今回は大雪と大風に遭わないことを本気で願いながら、貧乏大学生の大回り旅行第3弾が幕を開けるわけでございます