2020年冬の東武・南東北一周の旅~1日目その1~
今回の旅の始まりは東武鉄道浅草駅から
アーチ状に形どられた装飾と、銀地で『浅草駅』と書かれた正面
どこか動輪を思わせる半円状の装飾がずらっと並んだ2階ホームの外壁面
3階から上は小窓で統一され、その間にデパートやテナント店舗の広告が垂れ幕として掲げられており、
屋上には時計塔
重厚で威風堂々としたつくりは、他の私鉄の駅ビルとは一線を画します
リニューアル前は単なる「銀色の直方体」でしたが、東京スカイツリーの開業に合わせた改装で、歴史と観光の街浅草によく合う風格あるビルになったようです
……まあ今回私は東京メトロ銀座線の浅草駅から地下道を使ってきたんで駅ビルは見てないんですけどね(笑)
ともあれ駅に着いたのは6時前
1階券売機横のカーテンの閉まっていた窓口に行き、インターホンを鳴らして駅員さんを呼び出します
「浅草から福島の西若松まで、学割でお願いしま~す」
といって出てきたのは3cm×5.5cmくらいの大きさのフツーの切符
窓口で出すからJRみたいに乗車券の大きさが異なるのかと思っていたら、券売機で買うときの切符の大きさと全く同じで拍子抜けです
浅草駅から新藤原駅まで学割で1270円
新藤原駅から野岩鉄道・会津鉄道経由で西若松駅まで3000円
合計4270円となかなかの額の切符がフツーサイズの切符と一緒か……
というわけでなくさないように、改札をくぐったら財布のカード類を入れるポケットの中に即しまってしまいました
ホームを見渡すと、既に6:30発の特急リバティけごん1号&リバティ会津101号が停車中
先頭まで行って写真を撮りたかったのですが、
聞きしに勝るほどの急カーブと、20m車で6輌がギリギリ・ターミナル駅なのにドアカット・渡し板必須という東武浅草駅ならではの事情により断念
私も実際に確かめるまではこれほどまでにカッツカツであるとは思わなかったのです
やはり百聞は一見に如かずです
これは振り返ってあいている3・4番線を撮った写真ですが、先が見えないほどの急カーブが「足元注意」の表示と共に実感できます
正面からの写真はあきらめて、いろいろ撮ることに
これは側面の行先表示なんですが、フルカラーLEDってめちゃくちゃ綺麗ですね!(笑)
英語版も
まだ東武のロゴを撮っていなかったので2つ撮影
どっちがいいかなと思いましたが、雨粒が少ないのと綺麗だったので上の方を採用することに
リバティけごんとリバティ会津の連結面
これだけ見ても浅草駅のカーブのきつさがわかります
なにせ「たった10数m先の車輌端部ドアすら全てが見えない」のですから
入線してきた伊勢崎線の区間急行(浅草駅6:25着)
浅草駅に乗り入れる種別としては特急を除けば最上位
伊勢崎線のページを飾る写真としては最適でしょう(スカイツリートレインも考えましたが、時間が合わなかったので断念)
ちなみにこれを撮った後、この列車を運転していた運転士さんに叱られました
私はフラッシュ禁止モードで撮影していたのですが、朝早くて浅草駅構内が暗かったため
カメラ脇についているこのライトが自動でついてしまったらしく、
「フラッシュたくんじゃないよ!!!!!!!!」
いや、申し訳ありません
本当は7:03発の区間急行館林駅行きに乗る予定でしたが、撮りたいものは撮れたので、予定を早めて6:39発の区間急行館林駅行きに乗車
次は曳舟駅に向かい、東武亀戸線を狙います